考え方のちがい。

masuidriveさんと話をしていて、うまく言葉にできなかったことがスッキリしたのでメモなんぞ。
一言で言うと、「道具は体を拡張するもの」ということ。
以前、「最近の子どもはネットですぐ調べてしまうからいかん、図書館に行って本で探す苦労が大事なんだ。」的な話を押しつけ気味にされたことがあり、そのとき「ネットを使うことによって省略できた時間を、その先の、他の苦労をするために使えばいいんじゃないか。」という考えをうまく伝えられなかったことがあるのだけれど、この意識のずれは、どれだけ道具が「体の一部」になっているかによるんだな、と。
健康のためだとか、特に理由もないのに車で10分で行けるところを自転車で1時間かけて行かないですよね、てたとえれば伝わったんじゃないかな。
ちなみに、このエントリを書くのに、自転車の時速ってどのくらいだったけかと思って、ググってここを見つけたのだけれど、これをネットなしで調べるのって相当時間がかかるだろう。言及されている書籍を探すにしろ、実践するにしろ。

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