108 自分だってそうなんだ。
2010 年 12 月 21 日
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どこかのニュースサイトやブログ、または部屋の棚にある本でもいい、誰かが自身の仕事や習慣について書いた話を読むときに、どんなことを考えてる?
この話を書いているのは自分よりもすごい(何が?は気にしないで!)人が体験したことで、自分はその物語を読んでいるだけ。そう考えてはいないかな。これはブラウザの向こうや本の中での話、読み終わったら自分にはいつも通りの会社があって、いつも通りの仕事が待っている、自分にはできない話、なんてね。それはもしかすると、大体はその通りなのかもしれない。でも、本当にそれだけ?
それを書いたのは有名な人で、メディアを通して顔も名前も知っている。名前は知っているけれど顔は知らない。または、たまたまソーシャルブックマークやTwitterで見かけたリンクを辿っただけで、いままで名前を聞いたことすらない。いまきみが思い浮かべた話を書いた人がどれかは分からないけれど、共通しているのは、自分が日常で出会う人ではない。それが、そう考えた理由じゃないかな。
カテゴリー: カテゴれない本たち