現在リリースされているcoLinux-0.6.3でダウンロードされるDebianイメージがwoodyベースなのは周知のとおり。
「apt-get dist-upgrade」で上げてやればいいのですが、それではなんかアレなので、自分でイメージを作ろうと試行錯誤してました。その一部始終を大公開。せっかくなのでターゲットはetchです。
まずはじめに公式サイトのWikiで、ISOイメージからSargeをインストールするというエントリを見つける。
ref. InstallDebianFromIso – http://wiki.colinux.org/cgi-bin/InstallDebianFromIso
まさに探していたモノです。で、ここの説明通りにやってみる・・・。
説明では、パーティションを作成するのはインストーラからではなく、シェルから手動でやれ、とあります。
ふむふむ、その通りに実行。
その後、「choose to continue install anyway.」・・・できない。そう、sargeとetchはインストーラが違うのでした。
どうやらインストーラ内でpartmanを使ってパーティション作成云々しないと(フラグが立つのかな)、先に進めないらしい。
でも、partmanからインストール先のデバイス(root_fs)は見えない。
どうにか先に進めないかと3日ほどもがいてみるものの、解決策は見つからず。
そのままウロウロとGoogleをさまようこと数日、Debianのサイトで手動インストールマニュアルを発見。灯台もと暗し。
ref. D.3. Installing Debian GNU/Linux from a Unix/Linux System – http://d-i.alioth.debian.org/manual/en.i386/apds03.html
そうか、インストーラに頼っているから先に進めないんだ、と簡単なことに気がつく。
でも「debootstrap」のインストールが面倒な感じだったのと、Debianインストーラで「debootstrap」が使えるようになるところまでは行けていたので、それはDebianインストーラに任せることにしました。(中途半端?いやいや、「ハイブリッド」ですよ、あっはっは、と。)
かくして、イメージファイルを作ることに成功したのですが、ZIP圧縮しても130MBくらいとデフォでダウンロードされるwoodyベースのイメージにはほど遠い。
これ、どうやってやればいいのか以前からすごく気になってたんですが、↓こんなページを見つけ一発解決。すばらしい。45MBくらいになりました。
ref. ディスクイメージの圧縮
・・・ということで、DebianのISOイメージからcoLinux用イメージを作る手順をまとめてみました。
ref. coLinux用RootFSイメージをDebianのISOイメージから作成
ちなみに、インストールしたらインストールレポート送ってねってことなんですが、これ、レポートしようがないな。
ref. coLinuxインストール資料。 – http://saikyoline.jp/weblog/2006/03/colinux.html
コメント
coLinux素敵イメージ
SaikyoLine.jp かくして、イメージファイルを作ることに成功したのです…